仕事を通して知識が増え、技術が上がってできることが増えたので楽しいです。琉調を選んだのは、ホテルで働いているプロの料理人が実際に講習をしてくれるから。また1年制があり、すぐに働けることにも魅力を感じました。修了時には「卒業記念ビュッフェ」を作り、家族や友人を招待して喜んでもらえました。今の目標は、沖縄の食材を生かした老若男女に愛されるお店を持つことです。

病院の食事は患者さんの病態に合わせて、栄養士さんが計算をしてくれます。調理師の私達は味付けを変えることができないので「美味しそう」「食べてみたい」と思って貰えるよう工夫をしています。学生のうちにやった方がいいのはイメージトレーニング。作る料理の工程を完成形から逆算して考える練習をすると、次に何をするのか、今は何を必要としているかを汲み取れるようになり、すぐに現場で力を発揮できるようになると思います。

調理と製菓の両方を学べるダブルライセンスが入学の決め手となりました。どちらも学ぶことで、料理とデザートの組み合わせ、デザートの盛りつけ方を料理にも生かせるなど、より高い技術が身につきました。後輩へのアドバイスは、多くの食材、調味料の名前と味を知る事。メモを取る事の習慣化。小さなことに対しても疑問を持ち調べる事。一度、学んだことを再度復習すること、などですね。

誕生日やお祝いごとなど、お客様の「特別な瞬間」に関わることができ、自分が作ったものが誰かの「幸せな時間」になれることがうれしくて、幸せな仕事だと思っています。商品を作るのに必要なのは、集中力。実習を通して身につけておいてくださいね。また、友達との思い出づくりも忘れずに！商品のアイデアにつながることもあるんですよ！